創業のために必要なものは、資金、販路、仲間と言われています。
すべてを完璧にそろえることは 難しいですが、まずは自分の状況を客観的にとらえてみましょう。
創業にあたり事業に必要なものの再確認
事業によって必要なものは変わります。多種多様ですが、次の3つはどの業種でも必要なものなので確認してみましょう。
3つがしっかりと揃っていなくても創業した事例も少なくありません。しかしその場合は、人によっては開業後に苦労があったり、開業後に多くの時間を割いたり、、、。
多い事例としてありますので。この3つを創業前に確保することが大切です。
事業にあたって必要な3要素
- 資金
- 販路
- 仲間
資金
前に準備すべき資金の額は、
1-1. 開業時に必要な設備や店舗工事・改装費などのほか
1-2. 開業後3か月程度の間に発生する費用 (運転資金)
1-3. 事業主(本人)の生活費
これらの合計金額を想定しておくと良いでしょう。
開業の際には自分の見積通りに進まないことも多く、思っていた以上にお金がかかるものです。
開業後に営業活動やPR活動などにも時間を確保するためにも、 事前に余裕をもって準備しておきましょう。
これらの合計金額は自己資金で準備し賄うことが理想的です。しかし不足する場合には金融機関などからの借り入れも検討しましょう。一般的には、金融機関からの借入限度額は自己資金と同額までです。
1-1~3. の合計金額が自己資金 (1/2) + 借入金 (1/2) で賄うことができるのか、確認してみましょう。
販路(見込み顧客)
お客様になってくれるような人を「見込み顧客」と呼びます。この見込み顧客と販売ルートは開業前に確保しておくこと理想的です。 継続的な受注につながる顧客を開業前に確保できれば、シンプルかつスムーズに創業~事業の安定化ができます。
また、創業者としてはいかに情報を発信するかが非常に重要です。
「情報は発信するところに集まる」と言う言葉もあり、情報を積極的に発信することでお客様とのご縁ができたり、逆に必要な情報を入手できたりすることもあります。
仲間
一旦事業をスタートさせると、日々孤独を感じることも多くなります。
そんな時、相談しあい励ましあう仲間がいると心強いものです。
家族もいれば良い応援団になってくれるでしょう。
仲間が言えれば事業の上でもパートナーにもなると思いますし
連携先、同士として一緒に受注したり、共同のイベントを行ったりということも可能です。
経営者仲間やパートナー、協力者を確保できるよう、積極的に人脈作りも行いましょう。